変
化をもたらすツールを求めて 「成功する人たちの起業術」
事業や個人の仕事の方向性、自らの人生に、変化
をもたらす「経営とセルフマネ
ジメント」のツールとは?
戦
略の立案とセルフ・マネジメントという二つの軸を設定して、活用できるフォームを探求し、提案してみたいと思っております。
成
功する人たちの起業術「はじめの一歩を踏み出そう」(マイケル・E・ガーバー著)という本の中から、 「事業発展プログラム」の内容
を中心にをまとめてみました。
著者のコンセプトは、「起業する事業を最終的にパッケージ化する」ことで
す。
「誰がどこで経営しても成功するような事業の試作モデルをつくり始める」ことを強調している。
「あ
なたの商品ではなく、お店や事業そのものを買いたいという人たちが、どんどんやってくるようになる」
とし、著者の提案する「事業
発展プログラム」で事業の完成度をいかに高めるのかを解説している。
さて、その内
容をピックアップ
してみよう。
3つの基本ルールの確認
イノベーション(革新)
ハーバード大学セオドア・レビット教授
「創造とは新しいものを考え出すことである。
イノベーションとは新しいものを実行することである」
イノベーションの対象は、商品だけではなく、売り
方である場合が多い。たとえば、顧客への声のかけ方、服装を変える効果、ジェスチャーの変更などで売上高が増加する。小さなイノベーションの積み重ねる継
続が大事だ。
数値化
経営に必要なデータを数値として把握すること。
多く
の企業では、経営に必要なデータが数値として把握されないために、目に見える大きな損失が発生している。数字の変化を追うことで会社の健康状態がわかり、
経営に大きな影響を与える数値とそうでない数値があることもわかるようになる。
マニュアル化
仕組みや業務をマニュアル化すること。
■ マニュアル化とは、現場レベル
の裁量の自由を否定するものである。
■
マニュアル化しない限り、商品やサービスの質は安定しないので、売上も安定しない。
■ マニュアル化により顧
客の期待が常に満たされるならば、もう他の企業へは行こうとしなくなる。
■ マ
ニュアル化は、事業から顧客を
離さないための接着剤のようなものである。
3つの基本ルール
基本ルールは休むことなく続けられれ、進化しなければならない。習慣化されなくてはならな
い。
事業発展の七つのプログラム
七つのプログラムを図にすると次のようです。
ステップ1 事業の究
極の目標を設
定する【あなたが望む人生の目標とは?】
自らの人生の価値観、夢などの思いを文章にしてみましょ
う。
成し遂げたい事などをその理由とそのために必要な色々な資源を挙げ、文章にしてみることがポイントです。
・・・
ここからは引用で
す・・・
事業の目標を考えるときに一番大切なことは、あなた自身の人生の目標である。
事
業の目標とは、あなたが何に最も価値を置き、どんな人生を望んでいるのか?に対する答えとなるものである。
人生最後のとき、そこ
であなたが伝えたいと思うことが、あなたの人生の目標なのである。
人生の目標が決まれば、後は実行に移すだけである。
人
生の目標を作り、あなたが望むような人生へと切り替えればよいのである。
単純なことだろうか?単純なことだ。簡単なことだろう
か?いや、簡単なことではない。
まずは人生の目標を決めなければならない。
人生の目標が定まらないま
ま、どうして事業の目標を決めることができるだろうか?どうして達成度合を測ることができるだろうか?
優良企業は、はっきりした
将来像を持ち、それを実現するために何が必要かを知っている。
功績を残す人たちは、明解な人生の目標を持ち、それを実現するため
に毎日努力を積み重ねている。
事業を立ち上げる前に、明日の仕事を始める前に、次の質問を自分に問いか
けてみて欲しい。
- 自
分以外の人たち―家族、仕事仲間、
顧客、従業員、地域社会―とどのように関わっていきたいのか?
- 二年後、十年後、二十年後、そして人
生が終わりに近づいたときに何をしていたいのか?
- 精神的な充実、金銭的な豊かさ、健康的な生活、知識の探求、技術の習得、人間関係の豊かさ、人生
の中で何を追求したいのか?
- 夢を実現するためにはどれくらいのお金が必要か?いつまでに必要か?
事
業の究極の目標を考える上で必要な質問の極一部に過ぎない。究極の事業目標と
は、人生の目標と切っても切れない関係にあるのだ。
戦略目標を設定する
ステップ2 戦略目標を設定する【人生の一部として
事業を考える】
・・・以下は引用です・・・
事業は人生の目標ではなく、それを達
成するための手段に過ぎない。
そして人生の貴重な時間を犠牲にするものではなく、人生をより豊かにするチャンスでもある。
人
生の目標を達成するために、事業がどんな役割を果たすのかを考えなければならない。
それが事業の戦略目標である。
戦
略目標は通常の事業計画とは異なる。なぜなら、戦略目標には人生設計という視点が含まれているからである。事業は人生設計の一部に過ぎない。
戦
略目標は一緒に仕事をする人たちに対して、事業のあらましを伝えるパンフレットの役割も果たす。だから分かりやすくするためにも、ある程度簡潔なものでな
ければならない。
事業の戦略目標とは、人生や事業に於ける基準を集めたものであり、またゴールまでの達成度を測るための基準にも
なる。
■ 第一の基準:お金 <売
上・売上総利益・経常利益・税引後利益など>
さほど悩む必要はない。将来の予測などそもそも不可能だか
ら、議論のきっかけとして、どんな基準でもないよりはマシだという程度に割り切ればよい。
戦略目標を作る際には、まず「人生の目
標を達成するためには、何をすればよいだろう?」と考えるが、お金はその次に重要な問題となる。
「自分が望むような生き方をする
には、どれくらいのお金が必要だろうか?」
この場合のお金とは、収入ではなく資産を指す。
仕事からの収
入に頼らずに生きるためには、どれくらいのお金が必要だろうか?
起業することの最終的な目的は、「会社
を売却する」ことだと考えている。
会社を立ち上げ、成功させ、売却することで充分な報酬を得るのである。
ど
れくらいの価格で売却したいだろうか?
いつ売却したいだろうか?
これらの質問への答えがお金に関する基
準となる。
これが決まれば次のステップとして、あなたの考える事業が十分なお金を生み出せるのか?
を検
討することになる。
■ 第二の基準:取り組む価値は
あるのか?
十分なお金を稼ぐことができるだろうか?
人生の目標を達成する
ためには、他にお金を稼ぐことのできる事業を探さなければならない。
「あなたが考えている事業は、多くの消費者が感じている不満
を解決できるものだろうか?」
あなたはこの答えを探す中で、「どのような事業をすべきか?」「顧客とは誰か?」とう二つの重要な
問題に気づくことになる。
■ どのような事業を目指すべき
か?
商品がもたらす価値について答える。 一体価値とはなんだろう?
商
品とは、顧客が店を出るときに、実際に手にもっているものである。
価値とは、顧客が店を出るときに、感じるものである。
顧
客が何かを感じるとすれば、商品に対してではなく、お店や事業全体に対してである。
あなたのお店や事業が提供する「価値」と
は何だろう?
顧客が店を出るときに、どんな感情を持っているのだろうか?
顧客があなたの店で買
うものとは、本当のところなんだろう?
顧客の金銭に触れる「価値」を提供するのがあなたの仕事なのである。
■ 顧客とは誰か?
顧
客の属性データ :年齢、性別、家族、学歴、職業、特定のグループ
どれくらいの潜在市場?
顧客
心理を分析することで、どのような顧客ニーズが存在するのかを探ることになる。
■ 基準はいくつ必要か?
事
業の試作モデルが完成するのはいつか?
営業エリアは市町村単位?県単位?全国規模?それとも世界規模?
顧
客は個人?法人?それとも両方?
衛生管理、雇用、服装、研修等についてどんな基準を設定するのか?
この
ような基準が、事業の将来像を決定するのである。
組
織戦略を考える
ステップ3 組織戦略を考
える【仕事の役割分担を明確にする】
・・・以下は引用で
す・・・(私がまとめたものです。一部に私の見解も含んでいます)
個人に依存した組織には限界がある。
あ
る経営者などは、「馬鹿なことを言わないでくれ!こんな小さな会社では、組織図なんかより優秀な人材のほうが必要だ!」と主張し、猛反発を受けた経験があ
る。
私はめげずに彼の会社の組織図を作り上げた。なぜなら、組織図を完成させる事が、スモールビジネスにとって非常に有益である
事を知っていたからである。
■ 組織図を作るとは
ど
んな業務があり、その責任を持つのは誰だろうか?
指揮・命令系統や仕事の内容を明確にした組織図がなければ、会社は迷路に入り込んでしまう。
■ 株主であり従業員であるが、
株主である事から考え、人生の夢を共有する
■ 会社の戦略目標を作る
統
計データ分析(人口、潜在顧客数、競合状況、市場の成長性など)を行う。
顧客アンケートで利用者ニーズ分析を行
う。
■
資金調達に必要な財務データの準備し、収支計画書を見直す。
■ 事業領域を決める
■ 必要な役職と機能・役割・職
責は?
役職ごとに、役職契約書を作成し、それぞれサインする。
役職
契約書で組織の一員としての責任を明確にする。
誰が担当者で、誰が責任を負うのかを明記した文書。
■ 従業員に任せられる仕組みを
作る
・役職ごとの仕事内容を決める
・組織の下層部から取り掛か
る
・トップは戦略的な仕事を担当するが従業員は戦術的な仕事を担当する。
・戦術的とは「職
人」の仕事でもある。
・関心を、日々の仕事をこなすことから、事業を成長させることにシフトする。
・
営業マニュアル→各種業務をマニュアル化する。
■ 人生の目的から事業の戦略目
標が定められ、戦略目標か
ら組織図が導き出される。
着実に一歩ずつ前進することで、最終的に人生の目標が達成されるのである。
組
織図の概念
マネジメント戦略を考える
ス
テップ4 マネジメント戦略を考える【システムが顧客を満足させる】
・・・以下は引用です・・・
(私がまとめたものです。一部に私の見解も含んでい
ます)
巧みなマネジメント(経営管理)を行うためには、有能なマネジャー
・・・
対人折衝力にすぐれ、経営学の修士号を持ち、部下を育てるノウハウを持っている人間
・・・が必要だと考えるのが常識かもしれない。しかし、それは間違いである。そんな人たちは必要ないし、支払う給料も高くつくいてしまう、不要に優秀な人
間を雇っても、あなたの悩みが増えるだけである。代わりに必要なものが管理システムである。
■ 管理システムは、
・
あなたにとっての戦略である
・事業の試作モデルを完成させるための鍵となる。
・従業員にあなたの期待通りの仕事をさせるための仕組みである。
・従業員が無駄なことを考える時間を減らし、本当に仕事に打ち込ませるものである。
■
管理システムとは、マーケティングの効果を高めるために、事業の試作モデルに組み込まれたシステムの
ことである。
・他社よりも多くの顧客、つまり収益を見つけ出し、囲い込むことが重要で、
・管理によって「効率」のよさを追求するよりも、マーケティングによって売上を増やす「効果」を重視しなければならない。
・顧客を引き付けて話さない、顧客が寄ってくる仕組み。
■
この管理システムが人手を介さずに自動的に機能するほど、事業の試作モデルが成功する確率は高まる。
■
業務マニュアルやチェックリストを準備する。これが強みになる。
この管理システムの必要性は、第15章に「ホテル・ベネチア」の例で細かく説明している。
マッチ、ミント、コーヒー、新聞という小道具とそれによってもたらせれる顧客満足(価値)が説明されている。また、それらをどのようなタイミングで何のた
めに使うのか、ここにシステムのもつ意味がある。
人材戦略を考える
ス
テップ5 人材戦略を考える【事業とはゲームである】
・・・
以下は引用です・・・(私がまとめたものです。一部に私の見解も含んでいます)
思い通りに従業員に働い
てもらうには、どうすればよいのか?
■ ホテル・ベネチアのマネ
ジャーの答え
・オーナーが私のことを真剣に考えてくれた。
・
オーナーは重要な経営課題も相談できる一人前の社員として扱ってくれた。
・ホテル経営に対するオーナーの真剣さ。
・
ホテルという事業を通して自分の信念や価値観を実現しているように思えた。
・それを知り仕事の手を抜けば彼の信念や価値観を
否定することになってしまいます。
・仕事に対するオーナーの姿勢。
「仕事は
人間の心を映し出す鏡なんだよ」
「嫌な仕事なんてそもそも存在しないんだ。仕事が嫌な人間がいるだけのこ
とさ。」
・仕事に取り掛かる前にその背景にある経営理念を理解しているかどうかいつも確認している。
■ オーナーは3つのことを話し
てくれた。
お客様はいつも正しいとは限らない。
・正しいかどうかに関わらず、お客様を満足させるのが私たちの仕事だ。
・すべての従業員は与えられた仕事でベストを尽くすように期待されていること。
・知識や経験をフルに活用して道のものに取り組むことこそが事業であり、新たな挑戦があるからこそ成長するチャンスがあるの
だ。
オーナーは、事業とは自分を鍛錬する道場のようなものだと考えています。
道
場での戦いは、敵との戦いではなく、自分自身との内面的な戦いなのです。
■ 事業とはゲームである
従
業員は毎日の仕事の中で挑戦を重ね、自分を高めることができる。
経営者の仕事はゲームのルールを作ることである。
適切なルールを作ることで、動機付け、思い通りに働いてもらうことができる。
ゲームのルールを上手く伝えてその面白さを理解してもらわなくてはならない。
■
ゲームのルール
・従業員に何をやって欲しいのかを考えずに、まずゲームのルールを作ろう
・自分でもやりたくないゲームを従業員に押し付けてはいけない
・ゲームは長い間、楽しめなければならない
・ゲームをときどき変化させよ。ただし戦略を変えてはならない
・ときどきはゲームのルールを思い出させる
・ゲームに意味を与える
・ときには楽しみも必要である
・よいゲームを思いつかなければ、盗め!
■
ゲームに意味を与える 現代人の大半が欲求不満に陥っている。
仕事、家庭、宗教、政府、すべてに対して
不満で仕方がない。
そしてさらに悪いことに、自分に対しても不満を感じている。
私たちの人生には、目的や人間らしさがかけ
ているのではないだろうか?
そして、挑戦する価値のあるゲームを見失っているのではないだろうか?
その結果、現代人は孤独を感じ、音楽やテレビやアルコールに気晴らしを求めるようになった。
また、現代人はモノを探し求めている。
着るモノ、遊ぶモノ、虚しさを埋めるモノ、人生に意味を見出せるモノ。 かくして、現代は物質社会となってしまったのである。
こ
のような社会で人間らしさを保つためには、同じ目的や価値観を共有する人たちのコミュニティが必要である。
コミュニティでは、共通の目的に向かって固い結束で結ばれている。 コミュニティとは失われた故郷のようなものである。
これは事業でも実現できることではないだろうか? 事業を立ち上げること、そして挑戦する価値のあるゲームを作ることによって、
事業というコミュニティを作ることは可能である。 そしてコミュニティは誠実さ、意思、ビジョンといった理念が、言葉だけではなく実践される場となる。
これを実現すればあなたの事業は、顧客にとって忘れられないほど強い印象を与えるものになるだろう。
■ ゲームの進め方
どのように従業員に広めるのか?
伝達する手段は伝達する内容と同じくらい大切なのである。
ホテルベネチアでは、採用活動が、経営者の理念を伝える上で最も重要な手段になっていた。
■ 採用の手順 会社説明会
きっ
ちりした台本を準備する オーナーの経営理念を伝えるプレゼンテーションを行う。
経営理念を実践することで成功を収めてきた
という会社の沿革や従業員に求められる資質についての説明も行う。
応募者との面接を行う。
経歴
と業務経験だけでなく、オーナーの経営理念について議論を行う。
自分が適任だという理由を聞いてみる。 採用者に対して、
電話で連絡する。
電話で話す内容にも、台本が必要である。
不採用者に対して、郵送で連絡する。
面
接担当者の署名をつけて、ホテルベネチアに関心を持ってくれたことへの感謝の気持ちを伝える。
■ 新入社員を受け入れる初日の
オーナーと新人の仕事は、
オーナーの経営理念をもう一度確認する。
経営理念を
実現するためのシステムを紹介する
ホテル内部を案内する。
システムと従業員の仕事が密接に関係
していることを強調する。
新入社員からの質問を受けて、しっかりと答える。
征服と業務マニュアルを支給
する。
業務マニュアル、戦略目標、組織図、役職契約書の内容を確認する。
雇用関係の書類を完成させる。
■ マネジャーはビジョンを実現
するために従業員を動かすシステムを使って仕事をする。
ゲームに参加したい人が必要。
シ
ステムが運用されているかのチェックポイント。
それをどう実行するのか?
それを実行するために、ど
のようにして雇用し、教育するのか?
それをどう管理するのか?
それをどう変えるのか?
■ 「それ」とは、顧客への約束
のことだ。
マーケティング戦略を考える
ステップ6
マーケティング戦
略を考える【顧客の言葉を学ぶ】
・・・
以下は引用です・・・(私がまとめたものです。一部に私の見解も含んで
います)
■
マーケティングは顧客に始まり、顧客に終わる。
顧客のことに専念しなければならない。
なぜならあなたが望むものよりも、「顧客が望むもの」のほうが大切なのである。
たいていの場合、「顧客が望むもの」についてあなたの想像は外れてしまう。
■
理不尽な顧客(購買の意思決定プロセス)
顧客のセンサー(意識)
あなたのお店やオフィスの中で感知できるすべての情報を記録する。
重要なのは、集められた情報が次にどのように処理され、購買の判断に活用されるのかである。
購買の意思決定を行うのは、あらゆる行動の原点となる「無為意識」である。
無意識とは、顧客の「期待」である。
「期待」とは、顧客のこれまでの人生の蓄積によって作られた価値観といえる。
顧客は「期待」という生き物を通して自分の望むべき食べ物(商品)を手に入れるのである。
この決定は瞬間的に行われる。
■
マーケティング戦略の二本柱
「顧客さえ、自分の欲しいものがわからないなのに、ど
うして私が知ることができるだろうか?」
この難題を解決するのが、顧客の属性分析と心理分析である。
顧客が誰なのかを知っていれば(属性分析)、なぜ購買するのかを理解できる(心理分析)。
この二つを理解することで、顧客の無意識のニーズを科学的に満たすことが可能になるのだ。
■
顧客データの収集、アンケート調査、さまざまなキャンペーンなどに取り組む。
経営者の仕事は、マーケ
ティングのことを考え続けることだ。
言い換えると、顧客が他の店ではなく自分たちの店を選ぶために、自分たちの事業はどうあるべきか?
システム戦略を考える
ステップ7
システム戦略を考
える【モノ、行動、アイテム、情報を統合する】
・・・
以下は引用です・・・(私がまとめたものです。一部に私の見解も含んでいます)
■
システムとは、 相互に作用するモノ、行動、アイデア、情報の集合体である。 そして相互作用を繰り返す中で、他のシステムへの働きかけも行う。
■ 三種類のシステム
1.
ハードシステム:モノ
2.ソフトシステム:考え方
3.情報システム:ハードやソフトについての情報を提供するもの
■
ソフトシステム
「ソフトシステムとは、きみのお店とかかわりを持っている人とのコ
ミュニケーションのことなんだ。それは書き言葉でも、話し言葉でも構わない」
「案
外、気付いている人は少ないけど、事業の中で言葉のもつ力は大きいものなんだ。
お店の名前、パンフレット、広告のキャッチコピー、従業員の研修。言葉はあらゆる場面で必要になるけど、きみの言葉は一貫している必要がある。お店で目に
入るもの(=ハードシステム)も、お店で耳にする言葉(=ソフトシステム)も一貫していることで、顧客の印象に残る店作りができるんだ」
■
販売システムというソフトシステム
販売システムとは、顧客の間のやり取りをマニュアル化し、次の六
段階でまとめたもの。
1.販売プロセスの中で、顧客の意思決定に影響を与える重要なポイントを見つけ出す。
2.ポイントごとに顧客の心をつかむための脚本を作成する。
3.脚本に必要な資料や道具を準備する。
4.脚本を暗記する。
5.営業担当者にも脚本が演じられるように教育する。
6.顧客にあわせて脚本が変えられるようになるまで教育する。
■ 売上を伸ばす販売システムの
実際では以下のステップから台本は構成される。
1.アポイントメントを取る。
2.顧客ニーズを分析する。
3.解決方法を提案する。
■
売上を伸ばす販売システムの実際
販売システムとは、販売員と顧客との間のコミュニケーションを記し
た台本である。
1.アポイントメントを取る
会う約束さえ取り付ければ十分である。
商品説明よりは、商品のもたらす「価値」について説明し、顧客の無為意識に働きかけねばならない。
2.顧客ニーズを分析する
約束を取ったときの話を繰り返し、信頼を得る。
役に立つ情報を喜んで提供したいという態度を示す。
不満を聞き出したアンケートを完成させ、
その報告書を持っていく次回面談の日時約束することで完了する。
3.解決方法を提案する
■ 売上を伸ばすためには、常に
同じ言葉と同じ方法が繰り返されなければならない。
このプロセスを確立することで、営業担当者ではなく
営業システムという資産を持つようになり、売上も安定する。
■ たとえば、情報システムで把
握するデータは。
何回、
・電話をかけたか?
・見込み客と電話が繋がったか?
・訪問の約束を取り付けたか?
・訪問したか?
・顧客ニーズ分析の話をしたか?
・顧客ニーズ分析のアンケートを完成させたか?
・アンケート結果を分析したか?
・解決方法を提案する打合せを打診したか?
・解決方法を提案する打合せの約束を取り付けたか?
・解決方法を提示したか?
・解決方法を販売したか?
・一社当り平均いくらの売り上げを上げたか?
■ 「毎日の仕事から、大切な情
報を見つけ出そうとすること」
情報システムは事業の状態を知るバロメーター。
■
システムの統合
モノ、行動、アイデア、情報。
私たちの人生や事業を構成するの
は、この四つの要素である。
四つの要素は、複雑に絡み合っていて、切り離して議論することはできない。
■ 経営理念を中心として、事業
が組み立てられていく。
職人の人格だけでは事業を経営するのに不十分だ。
事業の試作モデルに必要な6つのルール
自分がいなくてもうまくいく仕組み(第9章からの引用)
【事業を企画、設計してつくり上げ
ていく】 ・・・以下は引用です・・・(私がまとめ
たものです。一部に私の見解も含んでいます)
■あなたの事業は、あなたの人生ではない。
事業
とは、それ自身が目的とルールをもっている独立した生き物のようなものであって、決してあなたの一部ではない。生き物である以上は、生命力の強さ――
顧客を見つけ出し、顧客との関係を維持する能力の強さ――によって、寿命が決まる。
■6つのルール
1.顧客、従業員、取引先、金融機関に対して、いつも期待以上の価値を提供する。
2.必要最低限の能力でも上手く経営できる。
3.秩序だてて組織が運営される。
4.従業員の仕事内容はすべてマニュアルに記載されている。
5.顧客に対して安定した商品・サービスが提供される。
6.建物や設備、制服についてのルールが定められている。
■価値とは?
・店のドアを出るときに顧客がつぶやく
言葉かもしれない。
・顧客のもとに突然届けられるプレゼントかもしれない。
・仕事を覚えた新入社員に対
しての褒め言葉かもしれない。
・適切な価格設定かもしれない。
・説明を聞きたがっている顧客に、熱心に
説明しようとする店員の姿勢かもしれない。
・取引先の銀行員の誠実な態度に対する簡単な感謝の言葉かもしれない。
・
事業にとっても、あなたにとっても事業から満足感を得るためにも、必要不可欠なものである。
■必要最低限の能力とは?
どうすれば個人の能力に頼らなくても、顧客の期待を満たす事ができるだろうか?
どうすれば人ではなくシステムに依存した事業をつくることができるのか?
専門家依存型ではなくシステム依存型の事業である。
システムとは、生産性を高めるために従業員が使う道具である。
競合相手と差別化するための道具でもある。
このような道具を作り、従業員に使い方を教えることである。
従業員の仕事は、道具を使って仕事を進めながら、さらに改善する方法を見つけることである。
■秩序ある組織では、経営者も従業員も何をするべきなのかを知っている。
「人々は、人生に見通しを必要としている。見通しのきかない人生は、行き先の決まらない難破船のよう
なものである。見通しの不在は崩壊へとつながる。見通しは、私たちが必要としている相対的な基準を示してくれるものなのである」
(アルビン・トフラー 「第三の波」から)
■マニュアル
最も効率よく、最も効果の高い仕事の進め方が書かれている。
新人もベテランもこのマニュアルに従うことになる。
「・・・多くの人々にとって仕事というものは、給与をもらうこと以上に、心理的な重要性を持つもので
ある。時間と労力への対価を明確にすることで、仕事以外の生活も安定する」
(トフラー)
個別の業務について、仕事の目的、作業の手順、その結果を評価する方法が明確にかかれていなければな
らない。
マニュアルとは、これが積み重ねられたものなのである。
まとめ
他人任せてもうまくいくような事業をつくろう。
どこでも誰でも、同じ結果を出せるような事業の試作モデルをつくるところからはじめよう。
事
業とは、あなたとは別の独立した存在だ。それはあなたの努力の成果であり、特定の顧客ニーズを満たす機会であり、あなたの人生をより豊かにする手段であ
る。
事業とは、多くの部品から構成されたシステムであり、ライバルとは明確に差別化されたものであ
り、顧客の問題を解決するものである。
いくつかの質問
1.どうすれば他
の人に任せても、事業が成長するだろうか?
2.どうすれば自分が現場にいなくても、従業員は働いてくれるだろうか?
3.どうすれば事業をシステム化できるだろうか?
システム化された事業では、5千カ所に店を出すとしても、
一カ所目と同じことを繰り返すだ
けで、スムーズに出店できるはずである。
4.どうすれば自分の時間を確保しながら、事業を経営できるだろうか?
5.
ど
うすればやらなければならない仕事に追われることなく、やりたい仕事に時間をあてることができるだろうか?
最初の一歩を踏み出そう
成
功する人たちの起業術「はじめの一歩を踏み出そう」(マイケル・E・ガーバー著)
「事
業発展プログラム」の内容を中心にしたまとめは、終了です。
いかがでしたか?
す
ばらしい内容でしたね。
掲載図はすべて私が作成しました。
コーヒーは何杯お替
りしましたか?
次は「会社が急成長するロックフェラー式黄金の習慣」です。
会社が急成長するロックフェラー式黄金の習慣、
を読む。
Copyright
(C) 2007 Hideo Uchiyama All Rights Reserved.