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    2008年9月26日 第83号
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日経MJ 2008年9月10日(水)付け  9面【サービス&エンターテインメント】
児童書選び、お薦め提案
子供の個性汲み取る

 日経MJ紙の9面に毎週水曜日に、「匠ファイル」という連載コラムがあります。
 9月10日号は丸善・丸の内本店のブックアドバイザー・児童書担当吉川さんの仕事ぶりが報じられていました。
 
 3つの領域のイノベーション

3つの領域のイノベーション


この図は編集者の独自の解釈で作成しているものです。対象となった記事とは関係ありません。


 記事の概要


丸善の丸の内本店(東京・千代田区)には、顧客ニーズに合わせた書籍エアラビを手助けする吉川さんという児童書の【ブックアドバイザー】がいる。同店には32人のアドバイザーがいるが、本選びに関する相談件数はトップクラスだそうです。

 来店客とのコミュニケーション

吉川さんが重視しているのは来店客とのコミュニケーション。

「お子さんは一人っ子ですか」
「最近どんなことに興味を持ち始めていますか」など話題を振りながら、
ニーズを一つ一つ丁寧に引き出していくそうです。
長いときには30分以上かけることもあるという。

 独自のイベントを開催

どんな本を薦めたらいいのかという「選別眼」は自ら企画するイベントでも養われる。
毎月第三土曜日に「えほんおはなし会」を開催している。
人気作家を招いた朗読会やサイン会、工作教室などを催し、親子連れで参加してもらっている。

・店のファン作りの一環で取り組んでいる。
 子供たちの反応を探る。

・注意深く観察する。
 実際にどんな本位手を伸ばすか。
 興味の高いテーマはなにか。

・思わぬ発見につながる。

 独自作成のお薦めリスト、リーフレットを活用

クリスマスや入園・入学の時期には毎年必ずお薦めの児童書を掲載したリーフレットを自ら作成している。

・作品ごとにコメントも書き込み、売場で配布する。


吉川さんは出版文化産業振興財団(JPIC)が認定する「読書アドバイザー」の資格も取得している。
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 コミュニケーションはメッセージのイノベーション(革新)


メッセージのイノベーション


 編集者のコメント


何気ない記事ですが、わたしは大変感動いたしました。

吉川さんは、

・自ら進んで企画している。
・コミュニケーションのツールも自分で開発している。
・自分の分野に必要な知識をきちんと身に付けている。
・顧客との関わりあいに手を抜いていない。


■事業活動の軌道に乗るか乗らないかの成否は、
コミュニケーションの変革(イノベーション)の仕掛けや仕組みにかかっているような気がします。

コミュニケーションの上手い、下手でコストも増減し、その品質如何によって商品開発や収益に多くの影響を与えるように思います。

■コミュニケーションについて次の項目の評価はいかがでしょうか。

・品質
・タイミング
・ターゲット
・メッセージ内容
・手段
・ツール
・場所
・プロセス

■流れるように双方向の対話が成立しているでしょうか。

いくつかのタイミングがあります。
そのタイミングにマッチした情報のやり取りが出来ているでしょうか。

見えるもの、見えないものの道具立ては適切でしょうか。

相手は誰でしょうか。

相手によって発信するメッセージには微妙でも決定的なの違いがあることを意識しているでしょうか。

伝え方、時間、場所、手段は適切でしょうか。

どんなプロセスを想定しているのでしょうか。都度検証しているでしょうか。

■商談、見積もり、提案活動など結局はコミュニケーションの問題に帰着するといっても過言ではありません。

コミュニケーションの波打ち際にはまだまだ改善の余地があるように思います。
改善によって劇的な効果を上げる位置(ポイント)は存在します。

■例えば先日のマガジンで取り上げたネット上で地域を絞り込んだ情報発信で受注量が数倍になった事例などに顕著です。

このような視点で掲載されている新聞記事などを読むとコミュニケーションのどの部分を意識的に改善しようとしているのか見えてきそうです。

■イノベーションとは気がついたことをすばやく実行して、事前、事後の数値を測定し検証することです。
イノベーションは身近にあり、ほんの些細なことのようでも実際に気がつき実行するとものすごい効果が生まれる可能性があります。

■コミュニケーション・プロセスの流れの中に察知する力、洞察する力をいかに高め、双方に見える形の場作りができるかが問われているような気がします。

■手帳は自分とのコミュニケーションに利用している。
ノートやメモもそうだ。名刺も服装も。
メールだって、電話だって、手紙だってすべてコミュニケーションの産物。
身近にあるものはすべて「コミュニケーション」そのものだ。

そこにはさまざまなメッセージが埋め込まれている。

■すべてがコミュニケーションで決まってしまうといっていいかもしれませんね。

心理学などを学ぶ必要があるのかもしれません。

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