「進研ゼミ」や「こどもチャレンジ」などの通信教育講座は原則一ヶ月に一回、顧客に教材が届くシステム、平均ニ〜三ヶ月に二回教具が付く。教具は子供の欲しいものと学習効果が得られるバランスが重要だ。
子供に「あっ」といわせる付録開発の達人。
子供の行動や心理を理解することが、楽しく学べる秘訣。
松村氏は入社当初、情報システム部に配属され、その後家庭に配られるダイレクトメール(DM)
を作成する部署に異動する。
DMには子供に進研ゼミに入りたいと思わせる仕掛けが満載で、
ここでどうやって子供の関心を引くかを学ぶ。
「月刊コロコロコミック」お読んで小学生のことを勉強している。
教具開発ステップの概要
<1> 子供に何を学んでもらうかテーマを決める。
<2> 子供の好奇心をくすぐるようなアイデアを十くらい考える。
<3> 顧客の親や子に聞いて回る。
<4> 製品仕様の方向性を決める。 子供向けのため安全性に細心の注意を払う。
<5> 工業デザイナーと共同でデザインを決める。
<6> 中国の子会社に生産を依頼する。原価の制約条件がある。
検査体制の確立:原材料の重金属が含まれていないかどうかなど。
|