今回は５Ｗ１Ｈで整理してみました。コメントが長くなりました。文字を小さくしましたので読みにくいかもしれません。
| ＷＨＹ |
・周辺に高級マンション増加、パソコン利用層増加 ・商店街の意識改革 ・新たな顧客開拓 |
| ＷＨＯ |
『ｉタウンページ』のNTT番号情報（ＮＴＴ-ＢＪ）と東京ケーブルネットワーク http://itp.ne.jp/servlet/jp.ne.itp.sear.SCMSVTop http://itp.ne.jp/topics/test/catv/catv_web.html 東京電算機はインターネットとＴＶの双方対応端末開発 |
| ＷＨＥＮ |
2001年3月5日から共同実験開始、4月から本格営業 |
| ＷＨＥＲＥ |
東京都文京区、白山上向丘商店街 |
| ＷＨＡＴ |
ネット上の専用ページを通じて商店街情報をきめ細かく発信 |
| ＨＯＷ |
ＣＡＴＶ局放送のコマーシャルと連動した店舗情報をｉタウンページに掲載 利用者はＴＶを見ながらリモコン操作で手軽に詳細情報を取り出せる ・店舗名一覧、店頭写真、販売品目、地図、動画など ・ＣＡＴＶ局番組で1回2分のＣＭを繰り返し方法 ・ＣＡＴＶ連動サービスを提供できる地域がまだ少ないため、当初はネット主体の情報発信サービスから始める ・視聴動向、購買行動データを収集、今後の営業活動に反映させる ・商店街が専用ページを通して電子商取引をできるサービスを検討 |
| コメント |
自立分散ネットワークという言葉を思い出す。 自らの事業（商売）コンセプトが明快で、独自性があり、差別化されている。 それでいて個性のある集団が組織化されいている。 電子モールで地域・地理格差がなくなると云われるが、特異な商品を除くと、一律にそうも云えない。むしろ顧客対応や地域特性で、今まで以上の差が生じる。『市場』は足元にある。 地域住民に対するサービスは、地域によって一様ではない。 店舗の情報発信コンテンツの制作、その維持、メンテナンスはどのように計画すべきか。 それは店舗任せでは、早々に陳腐化してしまうだろう。 店主、店長、従業員の教育と商品・サービスの情報発信の意識、姿勢とノウハウやテクニックのケアが必要。 また、情報発信と全体の維持に関する費用を含めたりソース負担に個々の店舗は耐えられるのだろうか。 商店街全体のコンセプトや個別店舗のコンセプトをいかに調整するかも課題だ。 商店街と店舗の顧客を引きつける『力』『魅力』の追求を避けていては長続きしない。 ハード面としてのＩＴインフラ基盤整備と同時に、ソフト面では地域住民にとっての有益な『コンテンツ』をいかに継続的に充実させていくか。 商店街のリアル面での整備も欠かせない。『この街に住んでいて楽しい』『この街の住民としてステータスを感じる』『この街に友達を連れてきたい』こんな感想が聞かれる街作りの一端を担えると最高だ。 マンションが多いということは、マンションライフについての情報は欠かせないだろう。 時同じくして、政府でもこのマンションライフについて各種支援策が取り上げられている。 ４月オープン予定 http://www.shiritaitokino.com/ |
| チェック |
情報技術（ＩＴ）のトレンドに左右されることなく、所詮は『人間』の問題であることを忘れまい。 夢（ビジョン）を持ち、それを現実化する情熱がないと施策や手段のひとり歩きになる。 事業、商売の顧客は誰か、顧客は私の商品・サービスを買ってくれるかどうか、買ってくれないとすれば、なぜか。なぜ顧客は集まらないのか。 顧客のことを真剣に考えよう。この真剣さが、顧客の心を打つ。 そして事業の中に必要な商品・サービスを組み入れよう。 |
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