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日経記事に学ぶビジネスモデル   2001/03/16 NO.9
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◆ネット会員向に 携帯使い企業広告・販促
 ツタヤオンライン メールで無料商品券
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日本経済新聞 2001年3月6日 企業3ベンチャー【15】12版
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顧客DB利用モデル

プロフィール ・ツタヤオンライン(TOL)
「TSUTAYA」を展開するカルチュラ・コンビニエンス・クラブ(CCC)のネット事業固会社
・会員にビデオ、CDソフトなどの情報配信
・2001年3月期売上高:約19億円、うち広告は約10%
http://www.tsutaya.co.jp/index.zhtml
http://www.ccc.co.jp/
事業概要 ・携帯を使って企業広告や販促、市場調査を請け負う事業
・請け負った企業の商品・サービスの内容に応じて、居住地域、年齢、性別などの属性から適当なグループを選択する
ねらい ・TSUTAYA来店客数の増加
・ケータイメールは広告・販促媒体
事 例 ・日清食品(都内)
カップめん新商品のクーポンを携帯電話を通じて発行、都内のTSUTAYA6店で商品を配る販促事業を実施
・昭和シェル(岡山) TSUTAYA店頭でガソリン料金割引や洗車無料などのクーポン冊子を引き換えるキャンペーンを開始
コメント 顧客DBの利用モデルの一つ。新たな収益を生み出すとともに、自社事業への相乗効果を狙っている。
ケータイメールの利用はビジネス、私用も含め携帯電話を持つ人ではほぼ常態化してきている。
特に若者の間では、ケータイメールによるコミュニケーションは新たなライフスタイルの様相だ。
TSUTAYA利用顧客層はこのタイプといえる。
企業にとっては市場の動向を知る上で、反応スピードも速く、効果検証もでき、魅力的な広告・販促の一つの媒体。新たなマーケティングツールだ。
チェック 自社に「資産」として使えるものが眠っていないだろうか。
顧客DBは利用方法によっては現在事業の強力な推力になるうる。また、内容を吟味し、品質的に高ければ、まったく違う事業の側面や可能性を見せてくれる。
必要としている者にとっては、非常に興味深く、価値がある。
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発行責任者 内山秀雄
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