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日経流通新聞(MJ) 2007年9月21日(金)付け 一面トップ
CSRマーケ 成功術 |
共感を呼べ、客を巻き込め |
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CSRマーケティングの概要図 (記事中掲載図を編集しました) |
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CSRマーケティングとして、寄付型を取りあげた記事です。
事例は4つ登場します。
各事例のサイトもご覧ください。キットカットは終売しているようでその商品はありませんでした。
各社の事例をサイトで見ると、本当に頼もしく思えてきます。こんな企業で働きたいと思いますね。こんなメッセージのある企業と付き合いたいものだと自然に思ってしまいます。コスモ石油のサイトではクリック募金をしてしまいました、皆さんもどうぞ。
1.ミネラルウォーター「ボルビック」のCM「1L for 10L」
7,8月の販売数は前年比34%増を記録し、ミネラルウォーター市場全体の伸び(二割強)を上回った。
1L for 10Lのキャンペーンサイト
ボルビックのサイト
2.「キットカット」
6月から財政再建団体に転落した北海道夕張市を応援するキャンペーンを開始した。
夕張メロンの果汁パウダーを使った季節限定商品を全国発売。小売価格を通常より10円高く設定、その10円を復興基金に寄付する。寄付総額は2千万円近くなる見込み。
楽しいキットカットのサイト
ネスレのサイト
3.カタログ通信販売のフェリシモ。基金付き「アルモンド リング」
06年12月発売、07年8月目に累計一万五千個以上、売上高は四千万円を突破。各種団体への寄付金総額は八百万円を超えた。同社は160万世帯を超える顧客に様々な社会貢献メニューを提供し、顧客参加型のCSR活動を行っている。
フェリシモの環境への取り組み
フェリシモの基金活動
4.コスモ石油「コスモ・ザ・カード『エコ』」
消費者を巻き込んだCSRマーケティング。会員から500円の寄付を預かり、同社グループの売上の一部と合わせて「エコカード基金」を創設。NPOや公益法人などのパートナーとパプアニューギニアの熱帯雨林の保全などを手がける。毎年500円を寄付するエコ会員は8月末で86,400人。
コスモ石油ではクリック募金も行っている。 |
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コメント |
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そもそも企業の使命は消費者・生活者の福祉に貢献することです。問題を起こした企業でも立派な企業理念やミッションをきちんと謳っている。
消費者はそうした企業の研究・開発した商品・サービスに対価を払い自らの生活を快適なものにしようとします。
今までの歴史で企業は公害や環境破壊を促してきたことはまぎれもない事実だろう。同じ消費者なのに企業の一員になると本来のあるべき姿から程遠い振る舞いをしてしまう。
様々な企業の不祥事、不適切な事業活動はもはや消費者から支持されません。「事件」が発生、発覚すれば企業の生存が根底から覆されます。それは近年の企業の「ウソ」つきがもたらした結果から述べるまでもありません。
そんな中でクローズアップされてきたのがCSR(Corporate Social Responsibility 企業の社会的責任)です。その範囲は広範にわたり、環境保全、品質マネジメン、顧客満足、情報セキュリティ、個人情報管理などが挙げられます。一企業、一事業、一商品に限らず、流通業界のレジ袋削減など、業界全体で取り組むべき課題も多い。
CSRマーケティングは企業としての「価値・機会の最大化」「信頼の増大」が目的となる一連のマーケティング活動といえるでしょう。また、その企業のブランド価値の向上にもつながるものです。
働くのが楽しいものにしたいものです。
生活することが楽しいものにしたいものです。
こう感じられる企業は私たちの身の回りにいくつあるでしょうか? |
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参考のための情報箱 |
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