日経記事に学ぶビジネスモデル 2002/02/19 NO.33
ビジネスモデルという言葉の位置付け
ビジネスという冠がつく言葉がたくさんあるが
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◆ ビジネスモデルという言葉の考察
今回はビジネスモデルという言葉の位置付けを考えて見ようと思います。
はじめに「ビジネス」という言葉の意味を確認しておきたい。
ビジネスとは、自社の製商品・サービスの特性に従って、企画・製造・販売・
アフターというそれぞれの過程について、最大限の付加価値の追求を目的とする
経営機能といえます。
モデルとは、ビジネスの機能が優れていて、真似する価値や必要があると考え
られるものといえます。それはビジネスの雛型、設計図、あるいは典型的なもの
として類型化されたものといえます。
ビジネスモデルは、個々の特徴のある事業展開を、事業の構成要素が記述ない
し図解され、仕組みが表現されたものであり、ビジネスの目的を達成するエッセ
ンスであるといえるでしょう。
<ビジネスという冠がつく言葉がたくさんある>
ビジネスという冠がつく言葉を列挙してみよう。
・アイディア ・システム ・コンセプト ・スキーム ・戦略
・メソッド ・ツール ・スタイル ・プロセス ・プラン ・プラ
クティス ・プラットフォーム
などが思い浮かぶ。
これらの言葉をビジネスを展開する観点から抽象度が高いものを上流(左)へ、
より具体性の高いものを下流(右)へ配置してみると次のようになる。
<グループを括ってキーワードをつける>
それぞれの言葉のグループに名前を付けて、キーワードを配置してみると次の
ようになる。
ここで「ビジネスモデル」を図のように位置付けてみた。
更に対応する部分を3つに区切って、チェックすべき視点の要素をピックアッ
プしてみた。
自社のビジネスモデルをこのような観点から見つめなおすと、どんな改善案が
出てくるだろうか。
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