少子高齢化社会が着実にやってくる。また、女性の社会進出が当たり前になってきた。 この社会的背景と構造変化にどのように適応すべきか。多くの企業の今日テーマだ。 インターネットやバイオ関係の技術革新が進む中で、今までの事業のあり方を根本から見直さなければならない。 現在の自社の強みや市場の機会から事業ドメインをもう一度総点検する時期といえる。 今回の記事では自社の強みや顧客ニーズを生かし、アライアンスにより新たな事業機会を実現しようとしている。 |
◆ 記事の内容 | ||
事業概要 | ■ 訪問介護最大手 ニチイ学館と日本航空の子会社で機内食の調理、販売を手がけるAASC(大阪府泉南市)は6月から、高齢者向け調理済み冷凍食品の宅配サービスを始める。 ■ ニチイの訪問介護先や一般の高齢者施設、家庭に宅配する。 ■ 初年度4億3千万円の売上を見込む。 |
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事業の仕組み |
■ ニチイ学館が受注、AASCが秋田県の協力工場で製造、全国に宅配する。 ■ 機内食の技術を生かし、調理済み食品を冷凍パックで届ける。 ■ 両社は2000年夏から全国のニチイ学館のデイサービスセンターで、共同開発した高齢者向け昼食を提供してきた。 ■ ニチイ学館が総代理店になり、自社の訪問介護先や一般高齢者向けに販売する。 |
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商品と価格 | 宅配商品には2種類あり、それぞれ3食分1セットで2590円(送料込み)。 | |
■コメント | ||
自社の事業ノウハウと他社のノウハウと組み合わせることで既存事業の底上げや新たな市場を開発できないだろうか。 それには待っていては何の発見も無い。 トップはより多くの人と会い、情報を自らの手で収集しなければならない。 |
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■参照URL | ||
◆詳細情報は、ニチイ学館のホームページプレスリリースをご覧ください。 プレスリリース http://www.nichiigakkan.co.jp/top/pdf/news/15_03_25.pdf ホームページ http://www.nichiigakkan.co.jp/top/index.html |