概念図 無料の地域電話帳「iNDEX」のコンセプト |
◆ 記事内容 | |
■ 角川諸点は29日無料の地域電話帳「iNDEX」を発行し、配布を始める。まず東京向けの「TOKYO iNDEX」を「渋谷・港」「新宿・中野」版からそれぞれ25万部、一般家庭や事業所に直接届ける。電話帳データをもとにグルメ、レジャー、美容、健康関連の店舗情報を加えた。NTTの電話帳のように家庭に常備してもらうねらい。 ■ 電話番号データは12,000件を収録、「こだわりINDEX」として飲食店は「眺めがいい」「接待用」など、美容室は「着付けができる」「エステがある」など、病院は「女性専門外来」「小児急患受入」など目的別に検索できるようにした。地域の有名レストランやケーキ店を巻頭で特集している。 ■ 同誌は広告で運営する年間無料配布誌で、生活関連の電話帳データと詳しい店舗情報の組み合わせた。来年の3月には東京の「世田谷・目黒」「杉並・武蔵野」埼玉の「SAITAMA iNDEX」、横浜の「YOKOHAMA iNDEX」の各版を発行、三年で全国30版を出す予定。 |
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■ 関連URLとコメント | |
同社の雑誌媒体のコンセプトは、単に雑誌販売だけではなく、掲載される「モノ」や「サービス」にいかに関連付けるかを志向しているようだ。取材して「記事」にして雑誌を編集するというものではない。ターゲットである読者のライフサイクルや価値観、地域特性を充分考慮している。そして予め意図する「行動」に誘導するという仮説を立てている。生活者と事業者の両者の視点を「雑誌」に具体化しているといえる。 1.TOPICSとして「東京インデックス」の画像と簡潔な紹介がある。 http://www.kadokawa.co.jp/mag/index.html 2.今回の雑誌の位置付けを、リコメンド型(提案型)のウォーカーシリーズとの対比を示す。 http://www.kadokawa-hd.co.jp/hokoku/index_files/03_syuppan/03_syuppan_f.html ・エリア・マーケット型フリーペーパー ・年1回発行の保存型無料生活情報誌(ストック型) ・月1回発行のクーポン付行動支援型情報誌(フロー型):媒体画像有り。 同社の推定する市場規模も明らかにしている。 3.誌上通販型の新雑誌「SEILA」を紹介している。 http://www.kadokawa-hd.co.jp/hokoku/index_files/05_topics/05_topics.html |
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