記事概要図 中高年の既婚女性「美しい髪」に目覚める |
日経
MJ 4月6日(金)付けトップ記事のまとめです。 ポイントは、「中高年の既婚女性「美しい髪」に目覚める」 ですね。何よりも「顧客」の変化が大事だと思うからです。 4つの視点からまずは概要図を作ってみました。 消費態様の変化 自分のための消費 セミロングが2000年15%→06年40% (そういえば最近の女性は髪の毛が長い) 高額商品ほど尊重する傾向が強い化粧品に近づいた 小売側の利益の確保 薄利多売一辺倒から利益重視に 利益確保のため価格維持に前向き メーカーとしての商品開発、宣伝 花王03年「アジエンス」(東洋の美)現在800円台 ターゲットは30台前後 資生堂05年「ツバキ」現在700円台 ターゲットは40台 初年度売上180億円。 高純度椿オイルEXの美髪成分調合、椿蜜花の香り。 花王「セグレタ」千円台 ターゲットは40台 トップノート、ミドル、ラストと香りが変化する香水のよう。 花王 チャン・ツィイー、ワン・チーミン 資生堂 相沢、内田、広末、竹内、仲間、香里奈、吹石、森泉 花王「アジエンス」公式サイ ト 資生堂 「TUBAKI」公式サイト 高級商品としての市場シェア 価格帯として700円台以上、上位5位シェアが5ポイント拡大。 ブランドシェア 03年1〜3月 上位5位シェア 18.8% ブランドシェア 07年1〜3月 上位5位シェア 23.7%
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関 連情報 | ||
検索エンジンで収集した情報 ちょっと古いが、次の二つで市場の状況を把握してみましょう。 ヘ アケア3品市場、04年は数量減も金額は増加、競争激化で上位集中化進む 化 粧品の機能別市場調査を実施 −2005年の機能性化粧品市場は1兆6,094億円(化粧品市場の74%)− <ここから引用> ■ヘアケア市場 2004年 2,764億円 2005年(見込) 2,772億円(前年比100.3%) ヘアケアは、シャンプー/リンス・コンディショナーが中心で、競合激化/詰め替え用への需要シフト等による単価低下により、市場は縮小傾向であった。しか し、2003年の秋季にモイスチャー訴求の「アジエンス」、2004年秋季にはフレグランス訴求の「ハーバルエッセンス」が投入され、 ■フレグランス(ヘアケア) 2004年 107億円 2005年(見込) 117億円(前年比109.3%) フレグランス訴求は、若年層を対象とした流行の香りを訴求した商品と、たばこなどの悪臭の付着防止を訴求した商品に大別される。 <ここまで引用> コメント 低迷 しているときにはなかなかそこから抜け出す術を見つけられないものです。その先鞭をつけたのが花王だったということになります。 自らの商品ポジションをいくつかの相関関係のある要素軸で位置づけ、開拓の可能性のある「市場」を見つけられないか、客観的にみる工夫が必要ですね。記事 では価格と シェアをポジショニングの軸にしていました。 いろいろなマーケティングの観点があると思いますが、基本は誰が顧客か、その顧客の変化に気がつくか、つかないかが一番大事だと思います。基本的には3Ⅽ (顧客、自社、競争相手)という3者の関係フレームをいつも意識することでしょう。 3C分析フレームで環境トレンドを押さえる!3Ⅽ分析とは。 Customer(市場・顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)の3つの言葉の頭文字。 ・分析ポイント1:3C分析は、まず市場・顧客の分析から始める! ・分析ポイント2:本当に必要な情報は何 か?意味のある情報を集める! ・分析ポイント3:3CのCの視点の偏りをなくす! |
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